急に大事な家族が旅立ってしまうと家族としては、どこの葬儀会場を選ぶべきなのかわからないです。式場の選び方においては、悲しみに暮れている家族がゆっくりと準備に取り掛かることができることを前提に探すことです。
そして、残された家族にそっと寄り添いながら見、親身になって葬儀の準備をてきぱきと進めてくれるスタッフが常駐している式場でしたら、非常に心強いです。特に、通夜が終わると残された家族は疲労困憊に陥ってしまいます。
翌日の葬儀へ向けた気力と体力を残しておかないといけないので、ホテルや旅館のような宿泊施設を兼ねている所でしたら、体を休めることができます。それと美味しいお料理を振舞ってくれると、残された家族も少しはホッとした気持ちになって、翌日、多くの出席者にしっかりとあいさつとお礼をこなしていくことができます。
人が亡くなって、お通夜、葬儀、告別式をどこの式場で行うかということはとても重要なことです。以前は、ほとんどの家庭がすべてを自宅で行っていました。しかし最近は住宅事情などもあり、たくさんの人が集まれるスペースを確保することも困難なケースも増えています。
そのため自宅でお葬式を行うことも少なくなっているのが現在の傾向で、地域の集会所、寺院や教会、公営や私営の斎場などで行うことが多くなっています。特に都市部では、葬儀専門の斎場の利用が多いといわれています。
葬儀を行う式場の選び方は、遺族や参列者に事情や都合などを考慮して、便利な場所にある斎場を選ぶことが必要です。そして、参列者の人数が大体でもわかっていれば、式場の広さも検討できます。加えて、最近は故人を自宅に連れて帰らず直接斎場に安置することを希望する家族も増えているので、安置する設備や、一晩一緒に過ごすことができる付き添い安置が可能かどうかも希望によっては考慮する必要があるでしょう。